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ダイエット中にチョコレートがいいって本当?
おすすめは高カカオ&低糖質チョコレート

更新:2023/12/22(金)

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ダイエット中にチョコレートがいいって本当?

ダイエット中は「糖質の多いチョコレートはできるだけ避けたい」という思いと「どうしても甘いものが食べたい」という狭間で葛藤する方も少なくないはず。

確かにチョコレートの中にはダイエットでは敬遠されている砂糖や水あめなどの糖質を多く含んでいるものもあります。しかし、チョコレートも種類によってはダイエットの味方になってくれるものがあります。それが「低糖質チョコレート」や「高カカオのチョコレート」です。

ダイエット中のおやつに「チョコレート」が注目される理由

おすすめ理由その1「長く継続できる」

食事のバランスを整えることは、ダイエットにおける大切な要素のひとつ。
しかし、糖質制限ダイエットなどで「ついつい過剰に制限をしてしまい、反動でドカ食いしてしまった」「かえって食事バランスが悪くなってしまった」というケースも多々あるようです。

そこで近年提案されているのが、「無理なく低糖質食品を取り入れる」という、緩やかな食事制限の取り入れ方。ダイエット中におすすめの「高カカオチョコレート」や「低糖質チョコレート」を上手に間食に取り入れ、より継続的かつ効果的な食生活の整え方としてますます注目されてきています。

おすすめ理由その2「ストレスコントロールに役立つ」

ダイエット中にヨガやピラティス、ウォーキングなどのアクティビティをしていると小腹がすいて、ついお菓子を食べ過ぎてしまったことはありませんか?
ダイエット中はどうしても食事をとること自体に罪悪感を抱いてしまいがち。しかし過度に食事制限をすることでストレスが溜まり、その反動で甘いものをたくさん食べてしまうことも。そんなときは、適度な間食をうまく取り入れてストレスをコントロールしたいものです。

実はチョコレートに含まれるテオブロミンという成分には「社会心理学的ストレスを抑制する事が示唆される」(※1)という報告があり、ストレスコントロールにはおすすめです。また、ココアバターは「他の油脂に比較して吸収率が低い」(※2)という報告もあります。

おすすめは「低糖質で高カカオのチョコレート」

おすすめは「低糖質で高カカオのチョコレート」

「低糖質食にカカオ分81%の高カカオチョコレートを組み合わせて摂取したところ体重減少に効果があった」(※3)とする報告があります。

ヨガインストラクターの中には、間食に低糖質なナッツやヘルシーなドライフルーツ、そして低糖質チョコレートを取り入れている方も多いそうです。

高カカオチョコレートとは

「高カカオチョコレート」に明確な定義はありませんが、一般的にカカオ分70%以上のチョコレートが高カカオチョコレートとされています。
また、高カカオチョコレートはカカオ由来のポリフェノールや食物繊維、テオブロミンなどのヘルシーな成分が多く含まれています。

低糖質チョコレートとは

「低糖質チョコレート」は、一般的なチョコレートと比べて糖質が少ない、砂糖の使用量を抑えたチョコレートです。一般的に、比較対象に比べて何パーセント糖質量を低くしているのかはパッケージの表示などで確認できます。
近年では同じく低糖質のナッツやヘルシーなドライフルーツが入った低糖質のチョコレートバーも人気です。

最近では“低糖質かつ高カカオ”のチョコレートも販売されています。ぜひ上手にダイエットにとりいれてみてください。

ダイエット中のチョコレートは「1日何個、いつ食べる?」

ダイエット中のチョコレートは「1日何個、いつ食べる?」

厚労省と農水省の食事バランスガイドでは、菓子・嗜好品は一日200kcalとすることを推奨しています。たとえばゴディバのカレ 72% ダークチョコレートだと6枚(175kcal)、Gキューブ ダークチョコレートだと4粒(164kcal)です。

また、一度に摂取するのではなく、一日の中で何回かに分けて摂取するのが良いでしょう。

ただし、チョコレートに含まれるカフェインやテオブロミンは、感受性の高い方が取りすぎると身体に負担をかけてしまうこともあるので、食べ過ぎは禁物です。

「ダイエット効果が出る人」「なかなか効果の出ない人」の違い

ダイエットは、「自分の体質に合っているか」が大切だといわれています。
同じようにダイエットと低糖質チョコレートを組み合わせてみても、人によって結果は異なります。
自分の体質に調和する方法を探すということは、「少しずつなりたい自分に近づく」「自分らしく楽しく生きる」ための近道のひとつではないでしょうか。

すぐに効果が上がらなくても、焦らなくて大丈夫。
焦ってしまうとストレスから食べ過ぎてしまうということがあります。そんなときこそ、自分の心身と向き合う時間をとるのがおすすめです。

運動・食事だけはなく、メンタル面でもアドバイスをしてくれるようなインストラクターにアドバイザーになってもらったり、メンタルヘルスに効果のあるマインドフルネスとヨガを組み合わせたアクティビティに挑戦してみたりするのもよいでしょう。公的資格でメンタルヘルスマネジメントに関する資格があり、セルフケアコースが用意されています。そういった勉強をしてみるのも良いかもしれません。

心身に向き合うアクティビティと低糖質・高カカオチョコレートをうまく組み合わせて、焦らずゆっくりダイエット効果を出していきたいですね。

※糖尿病や肥満症の方は、病気の症状によって異なるので主治医の先生とよくご相談ください。

- 参考 -

● S. Nomura et al. Comparing Effects of Caffeine and Theobromine on Adrenal Hypertrophy and Social Behavior in Psychosocial Stressed Mice, J Nutr Sci Vitaminol (Tokyo). 2023;69(2):145-149
● T. Aoyama et al. Effect of dietary calcium on the absorption of triglycerides esterified at 1, 2 and 1,3 positions of glycerol with long chain saturated fatty acids in rats, Nutrition Research. 1995;15(7):1005-1018
● J. Bohannon et al. Chocolate with high cocoa content as a weight-loss accelerator, International Archives of Medicine. 2015;8(55):1-8