西 加奈子
1977年テヘラン(イラン)生まれ。小学1年生から4年生までカイロ(エジプト)で過ごし、中学生から大阪で暮らす。2004年に『あおい』でデビュー。07年『通天閣』で織田作之助賞、13年『ふくわらい』で河合隼雄物語賞、15年『サラバ』で直木賞を受賞する。その他の小説に『さくら』『きいろいゾウ』『うつくしい人』『炎上する君』『円卓』『漁港の肉子ちゃん』『i』『おまじない』『夜が明ける』『くもをさがす』など著書多数。19年にバンクーバー(カナダ)に転居。22年に帰国する。近著は『わたしに会いたい』。