チョコとは違う「カカオフルーツジュースはどんな味?」
フルーツみたいな味って本当?

「南国フルーツ」としてのカカオ

カカオといったら “ほろ苦いもの”というイメージを持っている方も多いはず。
実は、カカオは南国フルーツの一面もあるんです。
そんなカカオを“フルーツ”たらしめているのが、カカオパルプ。
カカオパルプとは、カカオ豆を覆っている乳白色のジュレ状の果肉のこと。ひとつのカカオの実に7%程度しか含まれない希少な部位です。チョコレートをつくるときには流れ出て取り除かれます。日本ではカカオパルプを味わう機会はまだまだ少ないのが現状です。
カカオフルーツジュースってどんな味?

「カカオフルーツジュース」とは、カカオパルプを絞った果汁を使用したジュースのこと。
カカオと聞いて、「チョコレートみたいな味?」と想像する方も多いでしょう。
実は、まったくの別物なんです。白い果肉の味わいは、驚くほどみずみずしくて爽やか。さっぱりとした甘味と爽やかな酸味が特徴です。
南国の暑さを吹き飛ばすような「トロピカルフルーツジュース」な味わいは、ほろ苦いカカオからは想像もできないことでしょう。
“健康によい食材”として重宝された歴史
フルーツとしてのカカオは、かつては“王が飲む不老不死の秘薬”だったともいわれています。太古の昔から、美容や健康によい食材として重宝されてきました。
ゴディバの「カカオフルーツドリンク」のカロリーは?
カカオフルーツジュース

サイズ | カロリー |
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レギュラーサイズ(1カップあたり) | 194 kcal |
カカオフルーツソーダ

サイズ | カロリー |
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レギュラーサイズ(1カップあたり) | 65 kcal |
カカオフルーツジュースはどこで飲める?

カカオフルーツジュースは、カカオ生産地ではジュースやお酒として楽しまれていたものの、甘くて水分を多く含み傷みやすいため、日本で口にするのは難しい飲み物でした。
近年は流通技術が発達し、“知る人ぞ知るドリンク”として少しずつ日本でも楽しめるようになってきました。
ゴディバのカカオフルーツジュースは、全国のゴディバ店舗(一部を除く)で販売しています
GODIVA caféでは「カカオフルーツソーダ」も

Godiva caféでは「カカオフルーツソーダ(写真左)」をご提供しています。
GODIVA caféでは、チョコレートドリンクはもちろん、チョコレートに合うコーヒーや、こだわりのフードメニューもご用意。
「ほっと一息つきたい」「自分にご褒美をあげたいとき」などに、ぜひお越しください。
- 参考 -
CHOCOLATE
チョコレートの歴史、カカオ豆の種類、味わい方とそのレシピ
ドム・ラムジー著(東京書籍)