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「サステナビリティ」カカオ農家の明るい未来のためにゴディバが取り組んでいること
古くからチョコレート作りの中心地として名を馳せてきたベルギーの首都・ブリュッセル。その地で1926年に創業者であるドラップス一家がチョコレートを作り始めたことがゴディバの歴史の幕開けです。
1948年には“世界で最も美しい広場”といわれるグラン・プラスに旗艦店をオープンし、創造性に富んだ粒チョコレートを次々と発表。1972年には日本の日本橋(東京)に初のショップがオープン。現在では300以上の店舗を構えるまでに至っています。
そんなゴディバがどうして「プレミアムチョコレート」と呼ばれるのか。
その理由をちょっとだけご紹介します。
カカオ豆の産地は赤道を中心に南北緯20度圏内。主な産地はアフリカや南アメリカですが、近年はマレーシア、インドネシアなどの東南アジア地域など、世界中で生産地が増えています。
ゴディバは、それぞれの産地から厳選したカカオ豆のみを使用し、最高の技術と細心の注意をもって独自のチョコレートをつくりあげています。
ゴディバを代表する「ハート オブ ゴールドコレクション」や「レジェンデール トリュフ」を生産しているブリュッセル市内の工場は、チョコレートを作り続けて1世紀以上。現在でもプラリネを自社厨房で作っている数少ないショコラティエのひとつです。
新しい技術を取り入れながらも、全てをオートメーション化せず、熟練職人の手作業も続いています。
例えば、繊細なデコレーションは今でも職人による手作業です。
ゴールドコレクション史上最もプレミアムなチョコレート粒「シグネチャーブロンド」の羽根をイメージしたデコレーションは、ひとつひとつ職人の手で丁寧に仕上げられます。
また、ガナッシュなどの素材は、一度に大量生産せずにその日に使う分を少しずつ作っています。作り置きをせずに、出来立ての素材を使うことで、品質の高いチョコレートができあがります。
ベルギーチョコレートといえば「外側のパリッとした食べ応え」と「内側の甘美で柔らか食感」のプラリネが有名です。
そのプラリネの味を決める大事な工程は、今でも熟練のチョコレート職人のみが担当。自らが積み上げた経験と感覚をたよりに作業を進めています。
ゴディバが生まれた国、ベルギーの首都ブリュッセルを歩くと、あちこちにチョコレートのお店が立ち並んでいます。ベルギーの人々にとってチョコレートは身近で大切なお菓子なのです。
権威ある「ベルギー王室御用達ブランド」としてゴディバが認定されたのは1968年12月20日。この日から、名実ともにベルギーを代表するチョコレートになりました。
非常に厳しい審査を経て得られる「ベルギー王室御用達」の栄誉は、継続するのも簡単なことではありせん。認可団体アソシエーション・オブ・ザ・ベルジアン・ワラント・ホルダーズによって、5年ごとに再審査が行われます。
毎回、選ばれるチョコレートブランドはひと握り。
ゴディバは半世紀以上もの間「ベルギー王室御用達」の称号を保持し続けています。